歌詞でも 解析でもない、個人的歌詞解釈
the GazettE --8th AL「DOGMA」--
#12 DUEX
#12 DUEX
「DUEX/双極」
絶望の淵で出す答え もう後戻りはできない
悪い夢だったらよかったのに
ここは 地獄さ
お前は俺の敵
悪い夢を喰らって 逆夢だったと証明してみせよう
怯える夜
精神分裂 従属する痛み
願わくば 悪い夢だと
(使い回しの夢)
弱い立場を利用されて 心を閉ざした
心に穴があいた闇のなか 何をしたらいいか わからなくなってしまった
評価されないことに怯えたのは 誰のせい(自分だ)
追い詰められる現実 もう後戻りはできない
描く夢が 夢に終わらないことを 願う
ここは地獄
俺の敵はお前だ
不運な現実を糧に 夢が夢のまま終わらないことを示そう
怯えた夜
精神分裂 従属する 痛み
悪夢だったらよかったのに
(ありきたりの音楽)
追い詰められて 自分自身が何者なのか
何をしようとしていたのか 自分自身を見失ってしまった
創りたい曲がみえてこない
曲への無垢な期待 心は悲鳴を上げ 現実から目をそらす
幸薄い 弱い存在の 君とぼく
社会から忘れ去られた存在となって 終わりを迎えるかもしれない
理解されないことを受け入れよう
僕らは もともと 相容れられない 弱い存在なんだから
自分の道を突き進むしかない
もう迷わない
悪夢と戦う君の描く夢が 僕の理想となる
理解されなくてもいい 自分たちの目指す音楽を見失うぐらいなら
さあ、(絶望の淵から)飛び降りた「着地点」に 希望を賭けろ
今更(怖気づくな) 恐れや戸惑いなんかは 吐き捨てろ
相手の要求に振り回される安楽な道を選んで 終わりが来ても満足できるのか。
(破滅)
俺たちは死ぬ(ことで生きる)
(歌詞リンク)the GazettE /DEUX
絶望の淵で出す答え もう後戻りはできない
悪い夢だったらよかったのに
ここは 地獄さ
お前は俺の敵
悪い夢を喰らって 逆夢だったと証明してみせよう
怯える夜
精神分裂 従属する痛み
願わくば 悪い夢だと
(使い回しの夢)
弱い立場を利用されて 心を閉ざした
心に穴があいた闇のなか 何をしたらいいか わからなくなってしまった
評価されないことに怯えたのは 誰のせい(自分だ)
追い詰められる現実 もう後戻りはできない
描く夢が 夢に終わらないことを 願う
ここは地獄
俺の敵はお前だ
不運な現実を糧に 夢が夢のまま終わらないことを示そう
怯えた夜
精神分裂 従属する 痛み
悪夢だったらよかったのに
(ありきたりの音楽)
追い詰められて 自分自身が何者なのか
何をしようとしていたのか 自分自身を見失ってしまった
創りたい曲がみえてこない
曲への無垢な期待 心は悲鳴を上げ 現実から目をそらす
幸薄い 弱い存在の 君とぼく
社会から忘れ去られた存在となって 終わりを迎えるかもしれない
理解されないことを受け入れよう
僕らは もともと 相容れられない 弱い存在なんだから
自分の道を突き進むしかない
もう迷わない
悪夢と戦う君の描く夢が 僕の理想となる
理解されなくてもいい 自分たちの目指す音楽を見失うぐらいなら
さあ、(絶望の淵から)飛び降りた「着地点」に 希望を賭けろ
今更(怖気づくな) 恐れや戸惑いなんかは 吐き捨てろ
相手の要求に振り回される安楽な道を選んで 終わりが来ても満足できるのか。
(破滅)
俺たちは死ぬ(ことで生きる)
(歌詞リンク)the GazettE /DEUX
補足説明 および 雑感
○題材/ 自分たちが選ぶ道とその選択理由
自分たちのニッチな音楽性とメジャー活動することのバランスの難しさ
今後の自分たちの選ぶ道と それを選ぶに至るまでの経過・
○タイトル/ DEUX : 双極
DUEX: フランス語。辞書的な意味としては「2」「対」。
ここでの「DUEX」は数字の2ではなく、歌詞中にでてくる 「君と僕」を指す。
「君と僕」とは同一人物の「強さと弱さ」「夢と現実」に分裂した二面性。
「自我境界」「Spilt mind (精神分裂)」という歌詞により 追い詰められた精神状態も表す。
2極化した精神状態と言った意味合いから「双極」という言葉をあててみた。
(ただし、「双極性障害」の病理の内容とは 直接の関係ない・・・意識はしたw)
○作品の背景/ 音楽制作の環境の厳しさ
周知の音楽業界の不振に加え、日本の企業の景気の低迷により音楽制作にも厳しい数字が求められる状況が背景にある
レーベルの母体であるソニーグループも 2014年の動き(事業の統廃合・撤退)を見れば シャープの身売りが他人事ではない状況で、
その傘下にあるレーベル会社も 所属するにアーティストの意向に沿った制作を支える余力が残っていない実状だろう。
どこの現場も 厳しい数字が求められ そして それはアーティストに対しても数字を求めざるを得ず、そのためには「売上=マス受け」という要件が課せられる。
しかし彼らの音楽は それに相反するマニアックな音楽性が持ち味。
双方の条件を満たす為両者のバランスをとりつつ いろいろ実験的な手法を試してきたが 本来の自分たちの音楽から 遠ざかってしまったところが否めない
自分たちの目指す音楽は なんだったのかを 振り返るために『BEAUTIFUL DEFORMITY』のリリースの後、制作活動を一旦停止させ、2014年のFC限定の「再定義」ツアーを通して 自分たちの音楽を見なおしてみた
またラウドパークや氣志團万博などのフェスを経験したことで 自分たちの音楽の立ち位置を自覚する機会となった( どこかのインタビュー「自分たちの音楽というのが なんかのキッカケでバーンと売れる音楽じゃない」とわかったと答えていた)(出自:忘れた 判明次第追記予定)
音楽活動の継続するのに突きつけられた厳しい条件。しかし生き延びるために提示される条件は棄却し、敢えていばらの道を進む意志をこの曲に込めた。
アルバム『DOGMA』制作に先駆けて日本武道館でこの曲を発表し、自分たちのこれからの所信を表明した。また『DOGMA』収録の他の曲には この曲を反映して制作されている部分が多くある。
○歌詞の主旨/ the GazettE のニッチ宣言
自分たちが目指してる音楽は 社会の需要と相容れない ニッチな存在
反対に 自分たちに求められるのは マス市場にのせる音楽
(活動の制約条件と折り合いをつけながら)求められる音楽を作っているうちに 自分たちが何を作りたくて 何を目指してきたのかを 見失ってしまった
これ以上そういう方向性でやってくと 自分たちの存在価値がなくなるし、バンドをやってる意味がなくなるからね
だからもう バンドが終わっちゃうかもしれないけど 市場にのっけることを考えるのをやめて 自分たちは 自分たちが創りたい音楽だけを作ることに こだわるんだ。
それでもし ダメになるんだったら しかたがない。
だけど「そんなのは夢だよ」っていわれてるけど「夢だけど夢じゃなかった」という話になったらいいな
○補足説明
▼君は僕の夢と成る※
君=OMINOUS「悪夢と舞う君」
▼[FATE]
FATEの意味に「宿命」「運命」以外に「破滅」死」がある。
2016年のツアー名「DOGMATIC -ANOTHER FATE-」に「FATE」が使われている
「ANOTHER FATE=もう一つの宿命」とは「生まれ変わって始まるもう一つの人生」を暗示している。
▼薄弱のイメージ
薄:存在感のなさ、薄幸⇒運が悪い、意志薄弱
弱:弱い立場 劣勢、気持ちの弱さ、意志薄弱
▼
DOGMATIC-UN-大宮の時の照明が 「
(付記)イエスは死刑の判決を受け、
▼使い回しの夢
「Hyena」でも同表現が ほぼ近い意味で 使われている。
(参考)
▼ニッチ産業/niche industry
顧客の需要があるにもかかわらず規模が小さく,商品の供給・提供がなかった市場や潜在的需要を掘り起こす産業。すきま産業,ニッチ市場,ニッチマーケットともいう。大企業が関心をもっていない,あるいは対応できない領域において,独自の高度な技術・知識,常識にとらわれない柔軟さをもち,小口の需要にも迅速に対応するといったビジネスモデルを構築することにより,高収益をあげる中小企業やベンチャー企業が多い。
▼夢オチ(夢落ち、ゆめおち)
物語の最後に「それまでの出来事は、実ははすべて夢だった」というオチをつける手法・
その発展形として「夢だけど夢じゃなかった」というトトロ的なオチもよく使われるようになっている。
▼ニッチ産業/niche industry
顧客の需要があるにもかかわらず規模が小さく,商品の供給・提供がなかった市場や潜在的需要を掘り起こす産業。すきま産業,ニッチ市場,ニッチマーケットともいう。大企業が関心をもっていない,あるいは対応できない領域において,独自の高度な技術・知識,常識にとらわれない柔軟さをもち,小口の需要にも迅速に対応するといったビジネスモデルを構築することにより,高収益をあげる中小企業やベンチャー企業が多い。
▼夢オチ(夢落ち、ゆめおち)
物語の最後に「それまでの出来事は、実ははすべて夢だった」というオチをつける手法・
その発展形として「夢だけど夢じゃなかった」というトトロ的なオチもよく使われるようになっている。
『DOGMA』個人的解釈 4本目?
この下書きを書いている時に
葵ちゃんのツイートに「ニッチ」という言葉があったから
( ̄∀ ̄)・・・え。。。ひょとして ハッキングされてるの?って
うっひょおと 勝手に勘違いして ウニョ(*^.^*)ウニョ していたw
(参照)
ROCK AND READ 061/シンコーミュージック
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grazie